★ヨーロッパからのメッセージ2025


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★ヨーロッパからのメッセージの読者推奨年齢について
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情報の内容は、ヨーロッパのテニスの情報だけでなく、国際的な経済・政治・文化・環境など
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★ヨーロッパからのメッセージ2025
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EU圏で既に厳しい規制対象の有機フッ素化合物(テフロン)
GREEN PANはテフロンを使わないベルギー生まれのフライパン
ぜひご利用くださいね?





★ヨーロッパからのメッセージ2025:国際ユースプログラム特別講座
★21世紀の世界を活躍するエリート達へ

★2025年のテーマ:テニス文化を世界と一緒に守り繋いでいくステイタス

★大西洋を渡ったCLAY COURT / EN-TOUT-CAS から HAR-TRU へ

★ITF World Tour SANTO-DOMINGO / DOMINICAN Rep.
★第一週目:MainDraw 1R 36 06 苦敗 / 主審, BallPersons 1, Water unlimited
大学入学当初は700位台を持っていた選手ですので、簡単ではありません
試合の創り方のミスで流れを持っていかれ逃した試合..."あの時点でミスった〜" という反省
しかし一方で、米国圏30K MainDraw で修正すれば"勝てる"と実感できた試合!!
予選で培った事が本戦で勝つ能力になる!!
ハイレベルな予選を戦い続ける事が、最もよいトレーニングとなり
その培った力が、本戦で一気に勝ち上がる爆発力になっていきます!!

少なくともヨーロッパでは、ほぼ全選手そういう考え方です
TennisEuropeでも、ITFJrでも、上がりたてのITFProでも...とても層が厚いですから
誰も簡単にランキング...とは考えません。トレーニングの積み上げの繰り返しです!!
すごく強く実績のある選手達が、ITF Ranking のみというケースもよく見かけます
オーストラリアもコロナ禍前まで、25K Q64 という大会を数多く開催していましたよね?
予選で鍛えて鍛えて鍛え抜いて...本戦では一気に勝ち上がる!! No.1を創るセオリーですね?

★第二週目:Qualification 2R 62 61 快勝 / 主審, BallPerson 1, Water unlimited
対戦相手は米国17歳の期待の若手新人。BJKcupにも出場している選手
一本のショットは素晴らしいですが、CLAYはショットで勝つ所ではないですからね?
第一週目〜二週目の間に、ひたすらラリー&ラリーは当然の日課的仕事
HAR-TRU CLAYは、アンツーカより更に遅いので日本人には向いています
第一週目から充分ラリーでCLAYとなじみ、経験の浅い選手との WTA Point をかけた試合では
こちらがはるかに有利なのは当然。若い選手には次回頑張ってもらいましょう!!

この大会が嬉しいのは、主審とBallPerson が第二週目には予選1R からで
厳しいラリーの応酬でも、安心して試合が進められる事!!
気温35度以上で蒸暑いですが、試合コートや練習コートも Mineral Water が Unlimited
空港〜オフィシャルホテル間は Free Shuttle で選手達の移動をしっかりサポート
学生達がランキングを取りやすい設定ですので、米国圏の選手達に今後おそらく
相当人気の高い大会になるでしょう!!


BIG CHAMPIONS を出せる国の一つ:AUSTRALIA
THE KOOYONG 展示資料 / 教えてくれてますよね?


★大会会場資料

★SANTO-DOMINGO COUNTRY CLUB TENNIS COURTS
★RSPA / USPTA EliteProfessional:FERNAND DIAZ 氏の運営 / さすが素晴らしいクラブです
★LAS-AMERICAS 国際空港まで、ATLANTA 3時間・MIAMI 2時間 のフライト


★テニス専用のCLUB RECEPTION には RESTAURANTも併設され高級感が漂います


★同市随一の高級ゴルフクラブ内に併設:OUT CLAY14面・HARD 2面・Padel 6面(屋根付)
★早朝から一般のプライベートが多数組まれ、夕刻のジュニアスクールも盛況


★RESTAURANT の TERRACE よりコート全景を見渡す


★DOMINICAN Rep. 公用語はスペイン語
★市街ではスペイン語しか通じないですから、若く経験の浅い選手はコーチの帯同が必須
★治安は、外務省 海外安全ホームページ:MOFA で調べるのは選手達の心得の一つです


★大会のSTRINGINGもクラブ内のPRO-SHOPにて...腕前はもちろん正確です

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★北米圏のクレイコート:HAR-TRU

★STADE IGA Indoor Courts / CANADA の HAR-TRU CLAY
★真冬の寒さでも、インドアで低年齢ジュニア達のスクールが盛んに行われている

米国へ英国からテニスが広がった当時は、オセアニアと同様に天然芝でのLAWN TENNIS
それも歴史と共に変遷していきます。US OPEN(OPEN化以前は全米選手権)も
1887-1974年:天然芝 / 1975-77:HAR-TRU CLAY(GREEN CLAY)/ 1978-現在:HARD
と変遷していきました。米国は元々全てHARD...と思っていませんでしたか?
現在も米国においてCLAYと言えば、HAR-TRU CLAY(GREEN CLAY)がほとんどです
最近、HAR-TRU CLAY の玄武岩を砕いた灰色が不人気で、赤色にしているケースもありますが
それもヨーロッパのアンツーカとは違い、玄武岩由来の砂を使用しています

玄武岩を砕いた砂は比重が重く水はけも良く、ジュニア達のスクールで使用しやすい様で
多くのクラブでジュニアや高齢者向けのサーフェイスとして愛用されています
上写真は、CANADA・MONTREALの NATIONAL施設ですが、インドアに採用されています
日本でも古い公共施設で残っていますよね? ぜひ維持管理して頂きたい文化の一つです

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★歴史に基づきテニスを提供する事の大切さ
★日本テニスのルネサンス:アルゴリズムを変える時

★日本人が造るもの...何由来なのか?
★LAWN TENNIS それとも LAYKOLD?

テニスの歴史において
NATURAL GRASS・CLAY・HARD という文化が、世界中で脈々と残っています
また世界最高峰の大会:グランドスラムのサーフェイスとして、その三種が採用されています
テニス文化を、大会として・スクールとして・レンタルコート として提供する際に
それらの世界的な歴史背景という側面を含んだ提供の仕方が、テニス文化を維持し高めながら
またそれに携わる人たちの安定的な生活を支えるために、極めて重要な事だと思いますね?

確かに日本人は第二次大戦後の高度成長期からバブル経済崩壊までは "JAPAN as NO.1" と言われ
エコノミカル神話が続くものだと信じてきました。しかし21世紀、山積する世界的な問題や
国内においても人口減少時代・超高齢化社会・気候変動問題など
その状況が決して右肩上がりではない事がハッキリと目で見て取れる社会ですよね?

その中で国内において テニス文化 をどう持続していくのか?
その問いを解決するアルゴリズムは...
従来日本人が採用してきたエコノミカルというアルゴリズムではなく
実際に、TENNIS文化が幾多の歴史的危機の中、19世紀から現在まで
世界的に持続してきた "歴史的観点" というアルゴリズムに転換していく事

なぜならテニスとは、永い歴史的背景がこの競技のステイタスであり
そのステイタスにUSER様は魅了され・ご自身がプレーする事を楽しみ喜ばれ
またステイタスを維持する事に、お力をお借りできるスポーツですよね?
従来のエコノミカルなアルゴリズムでは、PROVIDER側が一方的に一生懸命でしたね?
世界中をこの目で見て歩き...世界中の多くのテニス人達と語り...そう思います

上写真の国内施設を造られた方々の思いや残されたいお気持ちは
施設を拝見し、コート後方の小さな補助ネットなどから充分理解できましたが
しかし国のテニス文化へ拠出頂ける予算も限られる中で
それを長期に負担する事になる若い世代の子供達がどう思うのか?
聞いてもらいたいですよね?






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★2025年のテーマ:テニス文化を世界と一緒に守り繋いでいくステイタス

★AUSSIE LAWN TENNIS in VICTORIA, AUSTRALIA / PART 4
★I AM IN MELBOURNE

今回メルボルンに到着後、すぐに伺いましたが
MILDURAの大会があったので、楽しいレポートは最後まで取っておく主義...
MILDURA & SWANHILL の大会が終わった後も、伺わせて頂いております

世界の LAWN TENNIS の殿堂:THE KOOYONG LAWN TENNIS CLUB
みなさんメルボルンに来たら必ず寄ってください!!


★THE LAWN TENNIS CLUB in MELBOURNE

★2nd Floor BALCONYより
★Ground Floor:TENNIS COURTS & PARKING / 1st Floor:GYM, SWIMMING POOL, SHOP and Etc
★Dress Code:GRASSはWHITE・CLAY&HARDはWHITE BASE・CLUBはSMART CASUALにて


★GRASSに最高にFITしたクラブハウス全景
★DARK BROWN に塗られた底辺の長い三角屋根、重厚感と安心感を漂わせています


★全仏・全英・全米のDIRECTIONを示すSIGNとレトロなガス灯
★幾多のTOP達の向かうべき先を示し続けたSIGN
★その厳しい道を選手達のために優しく照らすガス灯
★今もKOOYONGを訪れる選手達はこのSIGNの前で立ち止まりエネルギーを吸収しています


★利用頻度の高い CLAY COURTS
★オーストラリアでは最近、脱人工芝の代替としてCLAYが増えています
★散水の課題を最新技術や行政の規定により克服し、新たな方向性が生まれてきています


★GRASSと同様、最高に整備されたCLAY
★GRASS・CLAYの整備と言えばすぐ日本では人件費と反論が出てきますが...
★SUSTAINABLEな価値観ではそれはむしろPOSITIVEな経費
★その経費で他の環境維持経費を軽減すれば、TOTALではむしろプラスにできる訳です


★1987年まで全豪オープンが開催されていたスタジアム:KOOYONG CLASSIC
★今も全豪オープン開催中には多くのイベントが開催され現役スタジアムとして満席に賑わいます


★当時のスタンドがそのまま残り、観客の声援が今も聞こえてくる
★コートを囲む長〜いベンチに白いペンキで一人分の線...
★持続する事の意味を静かに教えてくれていますね?


★A RICH HISTORY





THE KOOYONG LAWN TENNIS CLUB のロビーに飾られた選手達の足跡
クラブとはそういう所...道しるべのスタートでありゴールであり
そこに選手達は自分の足跡を残したい...と思うのです
日本のテニス文化でそういう "スタートでありゴールである場所" って思いつきますか?
何かに急かされ テニスなのか何なのか? わからない様な雰囲気がほとんどですよね?
大会についても、落ち着いて選手達がそこに足跡を残したい...と自然に思う場所?
21世紀に入る前、日本からクラブ文化を無くすべきではなかったですよね?
KOOYONG LTC はENTRANCEの名称には "THE" は付いていませんが
みなさん必ず..."THE" を付けられ発音されています!!

★THE SASTAINABILITY at KOOYONG
SASTAINABILITYとは何でしょう?
SASTAIN=持続する、ABILITY=能力、SASTAINABILITYとは持続する能力=持続可能性
会員からは見えませんが、THE KOOYONGのクラブハウス屋上には雨水タンクが並べられ
行政からも、メルボルンの一級河川 YARRA川 の脇から水を汲み上げる許可を取り付けているとの事
もちろん夜にはLEDが点灯され、ケータリングの使い捨て食器は全て紙か竹
クラブ職員の制服にも、リサイクルBOXに集められたプラスチックを再利用された繊維だそうです
世界で最も環境意識が高いオーストラリアではもう、そうでなければお客様に選んで頂けないですね
日本も今後、超大型台風や熱波による山火事・ゲリラ豪雨での洪水など
お客様の環境意識はどの様な方向性へ変化していくでしょうか?

そしてもう一つ、THE KOOYONG の大きなSUSTAINABILITY
クラブが始まった19世紀から続く会員の遺贈(遺産による寄付)によるクーヨン財団
そこまでクラブを、自分の LIFE として FAMILY として愛して頂けるのか?
テニス というスポーツは、それ程大きな SUSTAINABILITY を持っている!! という事を
メルボルン市内:THE KOOYONGでは、いたるところで感じます!!
それは、全豪オープンの旧会場だという事や、多くのプロ達が足跡を残している地だという事の前に
THE KOOYONG が人々の大きな力で創り上げられた時からある SUSTAINABILITY だと思います
選手であれコーチであれ...これから日本で "世界と肩を並べるテニス文化を創りたい" と
志す若いテニス人の皆さんには、そういう SUSTAINABILITY を学び目標として頂きたいと強く思います



★SWANHILL LAWN TENNIS & CROQUET CLUB にて


★オーストラリアにおける脱人工芝
今回はヴィクトリア州でしたが、オーストラリアの人工芝は急激に減少しています
20世紀に天然芝の風合いを残すために、渇水問題の対策として人工芝が広く普及していましたが
マイクロプラスチックによる海洋&大気汚染の報告がなされる様になり
人工芝は2010年頃以降から急激に減少し、CLAYを採用する施設が特に民間クラブで増えています
日本の環境省からも国内スポーツ団体や協会に、その対策のための啓発を行っていますよね?
もちろん各メーカーは、自然環境を汚染しない製品の開発が急ピッチだと思われますが
渇水問題で一定の改善がなされたオーストラリアでは今後おそらく
NATURAL GRASS・CLAYに国民の意識が向いていくだろうと思われます
お隣、ニュージーランドでも同じ方向でしょう
天然芝の扱いには、両国共に慣れている事もその方向性の一つかと思われます


★僕もたまには地面に降りて芝生の手入れをするよ...野生のコアラ君
★木の上でいつも休んでないで早くそうして!! 野生のカンガルー君




★南半球の秋に向かう季節...ブドウの最盛期です






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★AUSSIE LAWN TENNIS in VICTORIA, AUSTRALIA / PART 3
★IN MELBOURNE



やっぱり...全くテニスの品格が違うわけです!!
国立という事もありますが、そもそも国立テニス競技場を造ってもらえるか?
という事にも話が飛躍します。大型アリーナだけで4施設+ショーコート2施設
日本にはどこにもない規模で存在しています
全豪とて始まりは、ニュージーランドとの共同協会で各地を巡る共同大会でした
現在一つは全豪オープンとなり、もう一つはASBクラシックとなっています
選手達の志(こころざし)と数えきれない市民の協力で、ここまで発展できるのです






オーストラリアの名選手の方々、グランドスラムを達成された
ROD LAVERさん・MARGARET COURTさんは、アリーナの名前に掲げられています
その他にも錚々たる選手達が、銅像となって見守っています
テニスの歴史と文化の殿堂として、全豪オープンで選手達を毎年迎える準備をされています
世界中の選手達を迎えるために、このメルボルン・パークが存在している!!
その声なき意志を強烈に感じますね!!






サブコート(No.5)でガンガン練習もしてみました
GREEN SETですが、フラットの強打ではポイントが取りにくく
跳ねさせた方が、相手のリーチ外にボールがバウンドしてくれます
スライスはアンダースピン・サイドスピン共、効果が消えてしまいますので
サービス&フラット重視では、ストローク戦が得意な選手に逆襲されやすいですね?
フットワークとサーフェイスの相性は、選手達には好評を得れると思います
年始のスケジュール、ASB〜全豪を私は薦めます


★緊急考察:GREEN SET vs DECOTURF

★MELBOURNE PARK Court No.5

今、日本で最もHOTな論争について総合的に考えてみました!!
会場毎に少しづつ違いがありますので考察の基準を下記の通りとしています
★GREEN SET:全豪会場のメルボルンパーク
★DECOTURF:忍頂寺テニスコート

選手達にとっては、GREEN SETは全豪会場や他の大会会場で採用のサーフェイスとして
その特徴的なバウンドやフットワークの必要性にADJUSTするのが選手であり
"良し悪しを発言すべきではない" という立場で "好評を得れる” と表現しますが
しかし一方、一般プレジャーの方々がほとんどの日本の公共施設では
一見、STREET BASKET のサーフェイスの様に評価される事は確実ですし
確かに色映りはよいものの、フットワークで "キュッキュッ”と音がする程
シューズ底との摩擦係数が高く、高齢者やジュニア達の ”ケガのない安全なプレー" の観点で
不安が残る...と思います(日本スポーツ施設協会会員としての見解)
民間で選手達の強化だけを目的とした会場でなら、高い評価が得られるものを敢えて
利用目的が異なる一般の公共施設に当てはめると、逆に不評を買う事になりかねませんよね?
薦めるものを利用者の目的に応じて選択する経験...とても大切ですね?

★カンガルー君は足が速いけど、僕はあまり地面は得意じゃないんだ...野生のコアラ君



★野生で鍛えられたパワーポジション

優れたジャンプ力(10〜8m)を有するカンガルー達
フッと見た姿勢が素晴らしいですよね?
特筆は、顔が水平で顎が前に少し出ています
それが背筋のS字を作り、大きなジャンプ力を造り出しています
大腿筋群が非常に大きく発達しているのが分かります
大腿筋群〜S字の背筋群にかけてバランスよくコーディネートされ
また前腕は力まず脱力して、全身がとてもしなやかですね?
ラケットを持てば、アルカラス選手のパスにも楽々届きそうです
実は動物園で見ると、しなやかさに欠け姿勢も崩れています
やはり、野生の中で子供のうちから自然に学んだ運動能力
天然芝広場で走り回り転げ回り、自然に運動能力が形成されていきます
こういうパワーポジションを是非、体得してほしいですね


★おっと!!
大切なレポートから
はずれてしましました...
新しい項へ!!





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★AUSSIE LAWN TENNIS in VICTORIA, AUSTRALIA / PART 2
★SWANHILL to MELBOURNE via BENDIGO

SWANHII〜BENDIGO 最短180q・BENDIGO〜MELBOURNE 最短160q
その間にいくつかの小さなオアシスの街があります
人口1万人にも満たない小さな街ですが、スポーツ施設がNATURAL GRASSで敷設されています
前述の通りスポーツ施設の役割だけではなく、街の緑化施設として維持されており
名称は〜〜CLUBとされていますが、公共施設の一部として運営されています

ITFのハイレベルな選手達にも、テニスを始めた頃の神経系が織り込まれています
選手達が不随意的に選択するプレーがどのようなものか?を予測するために
またそれらの情報を集め一定の傾向を分析するために
選手達が初めに育った環境を知る事は、とても重要なコーチの仕事です!!

★KERANG LAWN TENNIS CLUB


★COHUNA LAWN TENNIS CLUB


〜〜〜〜〜〜〜〜

★BENDIGO REGIONAL TENNIS CENTRE





資料画像が雨天ですが、お馴染み BENDIGO / ヴィクトリア州地域テニスセンターです
ITFの大会を数多く開催されていますね? 選手達もこの会場は記憶しておきましょう!!

BENDIGO REGIONAL TENNIS CENTRE:HARD 26面(おそらくPLEXICUSHION・PLEXIPAVE)
SHOW COURTS の観客席を有し、クラブハウスにはレストランを完備しています
大会のない日はオーストラリア英語で "COACHING" と称されるスクールが開催されています
一般は個人のプライベートか2名までの少人数制で、特別に依頼する際だけ4名程度まで可能です
ジュニアでも4名までで、ITFのPLAY&STAYを採用し学校就業前から習えるシステムです

欧米豪ではTENNIS CLUBとレストランやCAFEはほぼ必須の存在
公共施設でも必ずと言えるほど、喫茶用のキッチンは標準で設置されています
滞在時間が永いですから、プレー後には決まってCAFEか?空腹ならサンドかホットケーキか?
日本でスクールの後、ファミリーレストランへ移動される主婦の方も多いですが
それならCLUBでゆったりして頂くのが、欧米豪ではSTATUSと考えて頂けます
なぜ欧米豪は余裕型なテニスが古くから現在まで続き、日本だけ猛烈型なテニスになったのか?
熟考すれば日本の歴史にたどり着きますが、そのお話はまた追ってにしますね?

★ヴィクトリア州のテニス環境
ヴィクトリア州には大型施設として、全豪オープンの開催地:メルボルンパークや
近郊ITF大会開催地:トララルゴンにも20面を越えるHARDの施設
AUSSIE LAWN TENNISの殿堂:THE KOOYONG LAWN TENNIS CLUB があり
その他公共施設や、意外にクレイが多い民間施設も多数...
それこそ通りを挟んで軒を連ねたテニス銀座が
世界一厳しかったコロナ禍の規制にも屈することなく続いています
追って画像付きでレポートしますので、少々お待ちくださいね?

★ここまでのまとめ
@オーストラリアの渇水問題は緩和され天然芝コートも大規模施設で維持されている
A国立・州立施設では、大規模なハードコート施設で国際大会も開催されている
B民間施設ではアウトドアのハードかクレイが採用され、メルボルンを中心に多数運営されている
C公共・民間を問わず、ハードコートは依然 PLEXICUSHION・PLAXIPAVEがほとんど
Dメルボルンにはテニスクラブが軒を連ね、"テニス銀座"を形成している









★ヨーロッパからのメッセージ2025:国際ユースプログラム特別講座
★21世紀の世界を活躍するエリート達へ

★2025年のテーマ:テニス文化を世界と一緒に守り繋いでいくステイタス

★AUSSIE LAWN TENNIS in VICTORIA, AUSTRALIA / PART 1

最近ようやくオセアニア方面のフライト費が、コロナ禍前程度に下がってきましたね?
関東発ならカンタス航空で、成田〜メルボルンという選択肢もありますが
関西人としては、KIX発着の方がはるかに便利なのは言うまでもなく...
しかも更に安価なキャセイ航空は、関西発午前に2便+夕刻台に3便があり
機材が、関西〜香港がA350・B777、香港〜メルボルンは最新鋭A350-1000と
快適なフライトが約束されていますので、13億人の経済力を利用させてもらえば良い訳で
関西〜香港4時間+香港〜メルボルン8時間半で、全豪の地に楽勝到着!!
え?JET-STAR? 選択肢としては残しますがオーストラリア内の空港で乗り継ぐ際に
荷物を忘れられたり...時には破損させられたり...国際フライトで直接の入国を勧めます


オーストラリアは、西岸海洋性気候の東南海岸地域と熱帯雨林気候の北部地域を除き
ほとんどが砂漠気候またはステップ気候...上空から見れば茶色の砂漠が広がり
荒野が延々と続き火星の様ですね? さすがに砂漠地帯ではテニスの大会は開催されておらず
その多くは西側のパースを除き東海岸沿いに集中しています
さてメルボルンに到着。入国の際にNZ同様、食品の持ち込みはチェックされますよ!!
今回、メルボルンの全豪会場とクーヨンテニスセンターも3月末頃に追ってレポートします
え?来年1月に連れて行ってほしい? 忍頂寺に参加している君達は考えといたろ!!

〜〜〜〜〜〜〜〜

★ブドウの名産地の ITF WORLD TOUR on GRASS COURTS / MILDURA

20面以上の天然芝コート!! メルボルンから600q内陸、ステップ気候の小さな町:MILDURA
乾燥した気候がブドウの栽培に特に適しているらしく、ヴィクトリア州で第2位の生産量だとか...
南半球は現在夏!! 確かに暑い!! 昼間は37〜38度に達しています!!
しかしその暑さでも芝の整備は万全で、おそらく週毎に左右のコートを使い分けができる様に
ラインが引かれているのが分かると思います。芝は品種改良でしょうか暑さに強いですね?
メルボルンからの道中、公営ですが相当数の天然芝コートを見かけました
オーストラリアはHARD? GRASSもまだまだ健在です!! 21世紀だから健在なのかも?


ADJUSTと言うか、今年のシーズンを考えた際にADJUSTすべきか否か?
滑るのか跳ねるか? トップスピンかサイドスピンか? Gストロークかボレーか?
これらすべての違いが "TENNIS" の本質ですが、選手によっては "芝はパスする" という選択肢も...
しかしプレースタイルが確立される前の選手なら、自分の可能性を見つける上で
年間1か月はトライしてみるのも悪くないと思いますね?
日本でもジュニアの大会で夏季に九州で開催されていますが大きな意味があります!!
なんでもすぐ人工芝にしなくても、時代と共に NATURAL も可能に進歩しますよね?


現在の国際テニス界において地球温暖化の影響もあり GRASS COURTS という選択肢が
あらゆる面で乏しくなっているのは事実ですよね?
しかし他の競技を観察すると、サッカー・ラグビーやゴルフでは天然芝が必須であり
21世紀の最新技術で芝の品種改良やメンテナンス技術も、それらの競技ではかなり進んでいます
また日本でも、クラブチームを有する大企業が天然芝の施設をサポートしていますから
日本で GRASS COURTS TENNIS ができないわけではないですね?
但し、夏のジュニア大会においても、天然芝の大会に出場するとそれ以降のHARDの大会で
プレーが乱れてしまう...という風評もあり敬遠されるケースも近年ではよく聞こえます
世界的にも WIMBLEDON & ATP・WTA TOUR しかない GRASS COURTS を
皆さんの日常でどのような位置づけで考え想定していくのか?
少なくとも砂入り人工芝では代用できない事は確かですから更に研究が必要でしょう!!
ん?そういえば三重県のゴルフリゾートで以前 "テニスコートに天然芝ってどうでしょう?"と
質問された事がありました...格式の高いクラブにすれば...日本に帰ったら再訪してみよう!!


国土のほとんどが砂漠のオーストラリアに、緑豊かなテニスコートやゴルフ場...
20世紀では"おそらく無くなるだろう"と言われていたものが、21世紀には復活している!!
何故かを調べてみると、やはりそこには最新技術と行政システムがありました
オーストラリアでは水不足を解消するために公園やスポーツ施設に散布する水は
下水を安全に浄化した処理水を利用しているのだそうです!! 画期的!!
水の豊富な日本では利用できるのは必ず上水だけで、下水は処理され川に放流されるのみ...
意外に水の豊富な国としては"利用するのは上水だけにしよう"と決められそれが
スポーツ施設の維持コストを高めている要因になっています...
もしかしたら...日本で人工芝が増えた最も大きな要因は "水" かもしれません?
クレイにしても天然芝にしても、散水する水道料金が維持する事を困難にしている原因ですよね!!

★SWAN HILL へのHIGH WAYにて

オーストラリア特有種:有袋類は、恐竜の絶滅前からひっそりと進化していた種
故に恐竜たちが活動しない夜に活動します。哺乳類にもその傾向が残っていますが
有袋類は特に顕著...夕刻になると怖いぐらいの数で出てきます!!

〜〜〜〜〜〜〜〜

★110年の歴史ある100面クラブ:GRASS 96面・HARD 4面 / SWAN HILL

SWAN HILL LAWN TENNIS & CROQUET CLUB は110年の歴史あるクラブ
現在はサッカーや陸上のTRACK&FIELDとCOMPLEXになっていますが
すべてNATURAL GRASSのSURFACEで運営されています
一歩コートに入ると厚手の絨毯の様に柔らかく床反力を和らげてくれます
ボールは確かにイレギュラー(芝ではレギュラー)もありますが
バウンドが変化する事はクレイと同じですから、そこはヨーロッパテニスの不規則性
その特徴的な不規則性を自分のものにできれば大きな味方となってくれます!!
日本のジュニア達も成長過程で年間一か月程度は NATURAL GRASS を採用してほしいですね
オーストラリアの選手達に聞くと、やはり低年齢から天然芝の不規則性を学び
それに特化した武器と守備的な対応力を身に付ける様にしているとの事

★点在する小さな街々にある大型 LAWN TENNIS CLUB

100面保有する SWAN HILL LAWN TENNIS CLUB
街の人口は25000人程度...なぜそこに大型LAWN TENNIS CLUBが維持されているのか?
ECONOMICALな日本式の発想では "マンションでも建ててしまえ"となるかと思いますが
そこが日本とオーストラリアの違いですね?
オーストラリアでは目下最も重要な課題は、住宅問題ではなく環境問題...
地球温暖化の進行で、都市から離れた小さな街は砂漠化しゴーストタウンになる事も...
夏季には高温と乾燥で自然発火の森林火災が頻発していますね?
その様な気象現象を防ぐためにNATURAL GRASSの大型施設が重要な役割を果たしています
もちろん行政が主となって維持し、各競技の公式大会だけでなく
学校授業の運動施設やスポーツ少年団の施設としても幅広く利用されています

★地球温暖化・砂漠化を防ぐための SPORTS COMPLEX



ほぼ毎日、大型散水機が自動で作動し芝刈りの大型車が走り回っています

★CLASSICALではない...21世紀のNEWEST
20世紀、"近未来には無くなる"と言われたオーストラリアのNATURAL GRASS
21世紀、地球温暖化という強大な問題がその方向性を全く逆転させました
人口35000人のMILDURAもしかり、一定量保水する天然芝は小さな街の乾燥化を食い止め
砂漠化の異常高温を和らげるオアシスの役目を果たしています
日本においても都市型テニスコートでは、HARD と NATURAL GRASS では
周辺の気温の違いは歴然でしょう!! 最近ではビルの屋上に天然芝を敷くケースも多いですね?
20世紀のアスファルトで固められた価値観ではない、21世紀の新しいNATURALな価値観
今後オーストラリアを始め、特に中緯度の乾燥地帯を国土に有する国々では
テニスにおいては NATURAL GRASS や CLAY を採用する方向性が強まるでしょう!!
どうテニスをプレーするか? も大切ですがもっと一般的に
どう健康で安全な住環境やスポーツ環境を造り出せるか?
ここオーストラリアでは NATURAL GRASS の TENNIS COURTS が
南十字星よりもハッキリとその方向性を示していますよ!!


★とにかく NATURAL GRASS は難しい...でも最高の SURFACE

前週MILDURAで全くADJUSTできず一週間、ヨーロッパ系のプレイスタイルの選手にとって
ADJUSTと言えばラリー&ラリーですから、とにかく他国の選手を見つけてADJUSTMENTS
サーブやネットプレー、ドロップなどは試合の中で必要性に応じて自然に出てきますから
それよりも、いつもの得意なポイントが滞りなく取得できる状態にする事が最も重要!!

今週ようやくSWANHILLで予選〜本戦へ上がり、WTA Point を獲得!!
NZの若手、サーブが武器で芝が得意な選手ですが
プレーの内容よりもむしろ、WTA Points のプレッシャーの壁の違い...
メンタル的な揺らぎの間隙を突けば、勝利はこちらのものになる訳です

大会のコンディションは、やはり全豪開催のヴィクトリア州だけあって
プラクティスボールは毎日NEW BALL・コートはシングルス使用でほぼ制限時間なし
ストリングもYONEXの最新マシンで安定しており、張りあがるとメールが届きます
予選決勝からは、経験豊富な主審と経験豊富な線審で安心して集中できます
特筆は、おそらく80歳ぐらいの線審さんの素晴らしいコールの声!!
あの声は、全豪で幾多のTOP達のライン際をコールした経験でしか出せないと思います
全てが NATURAL GRASS COURTS での大会をとてもハイレベルなものに引き上げてくれています

〜〜〜〜〜〜〜〜

ん〜!! 本戦1R:この芝でビッグサーバーが相手では...
先月のNZ / TIMARU と同様 WTA5points を狙った試合でしたが、オーストラリアの若手に苦杯
前週、オーストラリアの選手達が芝に特化したプレースタイルを身に付けていると記述しましたが
この試合の相手は完全にそういうタイプ...サーブの FreePoints を量産され NoneBreak の試合
ラケットのFaceも小さく、スイングスピードを造れる様に特化したテニスにしていました
CLAYなら勝てますが、これだけサーブを滑らされるとスコアメイクができない...
しかも相手のサービスゲームはすぐに終わるので、こちらの目論見から試合が遠ざかっていく...
CLAYが得意ならCLAYに帰ろう!! もう4月ですから大急ぎでCLAYにADJUSTMENTSです!!

しかし反面...世界的にITFでもっとNATURAL GRASSを増やすべきだと思いますね
CLAYが得意というケースもあれば、NATURAL GRASSが得意というケースもあります
国単位でもテニスの先進国なら、HARD・CLAY・NATURAL GRASS の大会は必須!!
当然施設的な問題になりますが、NATURAL GRASSに利点がない訳ではないですからね?

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次週:メルボルンのテニス環境レポートは新しい項にて!!

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★多分...街の人口の数倍・数十倍は居る!!

またしても有袋類:とにかく大群で出てくる訳です...
お腹が垂れ下がっていれば赤ん坊が入っている証拠
見張りの一匹が立ち上がり警戒!! 群れのみんなは食事を継続...

★オーストラリアに来たら是非見てほしい!!

3月、徐々に高度を上げる南十字星とエータカリーナ星雲
都市から離れた郊外ですから、木の隙間でもとても明るく輝いています!!
南十字星の下、黒い丸型の部分は古くから"石炭袋"と呼ばれています
正体は水素など低温のガスの塊で、背景にある天の川(銀河系の渦巻きの腕)の恒星の光を遮り
黒くシミの様に見えていますね? 実は銀河系など渦巻き銀河が安定的に渦を形成するのに
現在観測で知られている物質量では、重力が足らない事が研究により明らかになっています
もしかしたら"石炭袋"の中に、未知の物質(ダークマター)が隠されているかも知れません







★ヨーロッパからのメッセージ2025:国際ユースプログラム特別講座
★21世紀の世界を活躍するエリート達へ


★地震・火山・温泉・背後に太平洋...共通の課題をもつ国

★山・川・海・森林..."自然の全てに人格がある" という世界観
ニュージーランドでは先住民族マオリの世界観を尊重し神格化する山など自然環境に
法律で人格を与え侵害する事のない様に定められています
日本でも山岳信仰などが今に伝わっていますね?
大陸を離れ逃げ場のない環境の中、太平洋というあまりにも広大な海を背後に
自分たちが辿り着いた島国という点で、共通した日本とニュージーランド
おそらくそのような両地では、人々は自然を神として崇め
自然の恵みを大切に守ろうとする信仰が同じ様に発生したのかもしれませんね?

★環境保護のための世界一厳しいENTRY RESTRICTIONS
現在、ニュージーランドへ入国する際には、動植物の進入を防ぐ目的で
生肉や魚介類・果実類・種子類・土が付着した靴やスポ―ツ用品などを対象とし
厳しい入国規制が実施され、違反の際には高額な罰金が課せられる事があります
歴史上南半球の特異な環境ですから、厳しいと言うか貴国としては当然と言えますよね?
北欧にもそういう環境権を基本的人権と制定する国が多いですが
自然の恵み...20世紀の石油石炭鉄鉱石などの工業資源だけではない
21世紀の新しい資源...日本もたくさんありますよね?

★環境権に配慮した国際基準としてのHARD COURT
テニスの選手活動をする方々にとって、国際基準のHARD COURTが必要と考えるのと同じ様に
その施設の周辺に居住している方々にとって、住環境として要望を主張する権利が当然あります
2026年アジア大会が開催される名古屋の東山テニスセンターでは
HARD COURTへの変更について周辺住民の方々から "緑を残してほしい" との要望が多く寄せられました
市民の環境権が認められた21世紀では、幅広く周辺住民の要望にも配慮し
仮に人工的なHARD COURTを採用する際にも、周囲やコート内にも緑地を多く配置し
都市のHEAT ISLAND化を防止する配慮は当然であり
また景観としても、住民の要望を広く取り入れる姿勢が求められますね?
欧州や豪州に比べ、日本の大型テニス施設では緑が極端に少なく感じます
恐らく20世紀の戦後...満員電車とコンクリートを刷り込まれた神経系が原因ですが
LAWN TENNISはそもそも、欧州貴族の邸宅で始まったスポーツです
緑地やお花・海や湖・空の青さ...自然と一体な施設を設計する事は
テニス人が忘れてはいけない、原点と言える大切な事ですよ!!



★ASB TENNIS CENTRE / AUCKLAND


★PAPAMOA TENNIS CLUB / TAURANGA


★TOTAL COACH TENNIS CENTRE・TENNIS AUCKLAND HOME CLUB / AUCKLAND


★RENOUF TENNIS CENTRE / WELLINGTON


★TIMARU TENNIS CENTRE / TIMARU

★まだまだ素晴らしいコートがたくさんありますが...ページの都合にて
★全体の30%:ジュニアを含め選手強化が主ならHARD / PLEXIPAVE
★全体の70%:クラブライフを楽しむなら人工芝 / TIGER TURF
★両方を併設しているクラブもあります
★晴れてるならほとんどOUT・雨と冬はINDOORを使います
★民間クラブでは、ジュニアでもクラブ会員として入会します
★レッスン(TRAINING)は最大4名程度の少人数制です
★一般の方やジュニアでも、HARDと人工芝・両方の必要性を正解に理解されています






★ヨーロッパからのメッセージ2025:国際ユースプログラム特別講座
★21世紀の世界を活躍するエリート達へ


★THE EARLIEST HAPPY NEW YEAR in THE WORLD
★From AUCKLAND, NEWZEALAND

日本より4時間早い "HAPPY NEW YEAR"
オークランド市内:スカイタワーから花火がバンバン街中に打ちおろされ
煙で目をこすりながらの新年となるオークランド市街...

気温25度〜15度の西岸海洋性気候は夏のヨーロッパの気候とほぼ同じ
NEW-ZEALANDIA=新しいゼーランド州 と古来大航海時代のオランダ人達が名付けた地だけあって
タスマン海から一年中吹く強風は、大規模帆船の入出港にJUST FIT!!

当時の星図を用いた航海技術を象徴するかの様な南天の星座の名称
"羅針盤座" "帆座" などもあり "南十字座"は北天のギリシャ神話では
登場するはずのないキリスト教由来の星座ですね?

ヨーロッパから地球を半周してきて...地球が丸い事を証明した古来の人々のロマンを
タスマン海からの強風が、毎年の "THE EARLIEST HAPPY NEW YEAR" と共に
南半球:オークランドから世界中に運んでいます!!


★フライト機内から美しい MANUKAU HARBOUR の先に、オークランド市街を望む


★先住民族:マオリの文化

★オークランド近郊:タスマン海沿いPIHA BEACHの LION ROCK
★ヨーロッパ人に遭遇する前のマオリの遺跡が多数見つかっています

ニュージーランドにはヨーロッパ人の到達より前、ポリネシアと共通の民族:マオリが
遺跡などの放射線年代測定により1100年代には、ニュージーランド北島に到達していたとされています
狩猟採集を生業としていたマオリ民族は、ニュージーランド固有種である巨鳥:モアを追い南島まで南下
特に急激にマオリ民族の人口が増加した北島では、部族間の争いも増え
戦闘時の高揚のための儀式:ハカも様々なスタイルに発展しました
現在でも、ラグビーなどのヨーロッパ文化と融合し伝わっていますね?

太平洋の島々のポリネシア民族は紀元前に、華南・台湾の民族が優れた海洋航海技術で広がった事が
最新のDNA解析などで知られています。日本人も南方起源のDNAでは共通点が多いでしょう
日本・相撲の土俵入りとニュージーランドのハカ...実は同じ起源かも知れませんね?


★NORTH LAND:原野が残る自然保護区 / ファンガレイの滝(マオリの聖地)


★GREAT BRITAIN:大英帝国文化で発展し現在に至るオークランド

★オークランド港から出港するホエールウォッチング船とスカイタワー

ニュージーランドにヨーロッパ人が到達したのは、17世紀黄金時代のオランダ人
1642年、オランダ東インド会社の指示により探検家:タスマンが
オーストラリア東南端のタスマニアに続き、ニュージーランド南島~北島を発見します
彼の名前が現在でも、地名や海名として残っていますね?
タスマンにより新しいゼーランド州=NOVA-ZEALANDIA と名付けられ
その後1769年・英国のクックが到達後、英訳され NEW ZEALAND と呼ばれる様になりました

1840年、英国とマオリとの間にワイタンギ条約が締結され、ニュージーランドは英国の植民地となります
AUCKLAND(オークランド)という地名は、当時の英国の男爵位の名称に由来
1841年〜1865年の24年間、ウエリントンに遷都されるまでニュージーランドの首都とされました

英国でWINBLEDON選手権が始まったのが1877年
ニュージーランドで初めて国内のCHAMPIONSHIPSが開催されたのが1886年
大英帝国とその文化として LAWN TENNIS が世界中に広がった時代ですね?


★天然芝:LAWN TENNIS から続く ASB CLASSIC, ATP&WTA WORLD TOUR

★STANLEY STREET / 1920年・市民たちの寄付によりTENNIS CENTREが建設された

NEWZEALAND LAWN TENNIS ASSOCIATION が発足したのは
首都がウエリントンに遷都された20年後の1886年
世界中で最も古く歴史ある ASSOCIATION のひとつです

その後1904年、オーストラリアの6州の協会と合併し
LAWN TENNIS ASSOCIATION of AUSTRALASIA が発足
1905年に第1回が開催される 全豪オープンの基となった
AUSTRALASIAN TENNIS CHAMPIONSHIP を創設します

LAWN TENNIS ASSOCIATION of AUSTRALASIA(LTAA) は
1913年に INTERNATIONAL LAWN TENNIS FEDERATION (ILTF)に加盟
その後、両国の共同協会は第一次世界大戦後の1922年まで続きます

NEWZEALAND は1923年にLTAAから離脱し独立した協会としてILTFに加盟
1927年、共同開催されていた AUSTRALASIAN TENNIS CHAMPIONSHIPは
AUSTRALIAN TENNIS CHAMPIONSHIPS に改称し、第二次世界大戦を経て
現在の四大大会GRAND SLAMの一翼・全豪オープンへと繋がっていきます

AUCKLAND・NEWZEALAND では1920年、天然芝9面の新たなTENNIS CENTREが
市民達の寄付の基、市内STANLEY STREETに建設されます(1921年開園)
当時から観客席はとても重要で400席が用意されました

現在のASB CLASSICに繋がる国際イベントは、1956年に始まる"AUCKLAND INVITATION"
1969-1995年 "BENSON & HEDGES Open"・1998-2015年 "HEINEKEN Open"
以降現在まで "ASB CLASSIC" と全豪オープンの前哨戦として新年最も早い日程で開催され
初夏のオークランド、1921年に400席の観客席で始まった当時のまま
コートサイドでは地元産のシャンペン(白ワイン)を召し上がりながら...
という優雅な雰囲気の大会で、初日から連日席を確保するのが難しい程の賑わい

サーフェイスこそHARD(現在はGREEN SET)に変更されてはいますが
英国のLAWN TENNISの薫りが21世紀の今でも残る "THE OPEN"と呼べる大会です!!
みなさんも是非、観戦されると良いかと思います

テニス文化を楽しむ...日本ではほぼ味わえない薫りですからね?
※下記ご参照下さい



★LAWN TENNIS を21世紀に残そうとするポリシー

★NEWZEALANDの人工芝会場(公営)


★NEWZEALANDの人工芝会場(民間)


★IRELANDの人工芝会場(民間・名門クラブ)


★GREECEの人工芝会場(民間・名門クラブ)


★残念ながら日本の人工芝会場


★ながい歴史あるテニス文化を世界と一緒に守り繋いでいくステイタス

おそらく日本では、テニスコートを敷設維持管理するコストとポリシーの高さに関して
一般に認識が形成されるより早く、ECONOMICALな考え方が広まってしまったのでしょう...

また高齢化社会へ向かう状況の中、各地の公共施設において
レンタルするだけで済む手軽な市民スポーツとして
テニスの歴史に基づいた普及や施設の整備がなされてこなかった事が
現在の混乱の大きな要因でしょう...
例)公営コートで"Tシャツ不可"という文字...見た事ないですよね?

世界中を見渡せば...確かに人工芝は増えています!!
LAWN TENNIS の本場:英国においてもそれは顕著です
21世紀の地球温暖化がそれだけ急激に進んでいる証拠とも言えるでしょう

しかし...その厳しい国際情勢の中でも各国では、公共民間共に人工芝について
LAWN TENNIS の文化を損なわない運営がなされています

日本は様々なケースで国際的な責任について、自負の低さを指摘されています
しかし国内の都合はどうであれ、国際的な責任という認識はどこかに必要ですよね?

毎日プレーするテニスコート...そこにも永い歴史が必ず眠っています
一歩コートに入る前に、テニスの歴史をもう一度思い起こされ
テニス人としての、ほんの少しの責任を自負しようではありませんか?

コートの脇から生えてくる雑草も...10分早くコートに入ればサッと抜けますよね?
10年毎の人工芝の補修...部分じゃなく全面綺麗にしたら気持ちいいですよね?

おそらくその様な"MY COURTS・MY CLUB"な感覚は
会員制クラブの様な利用システムの方が、ご認識して頂きやすいでしょう
公営であっても、ただレンタルするのではなく
"入会してから..."がテニスの歴史に基づいたスタイルですし
ウエアやシューズのコードも、あってもいいでしょう!!

堅苦しいのではなく、それがテニスを楽しむステイタス
世界中が同じ認識で、テニスという文化を繋いでいる...
ECONOMICAL が得意な私達日本人も
テニス文化は世界の共通語だという認識をもう一度思い起こされ
自分達の価値観と世界の共通語との間に少し差があったとしても
それを一緒に守り繋いでいくステイタスを共有しようではありませんか?


=NEWZEALAND の現在=
★国際級大会では全大会:HARD(PLEXIPAVEが主流)にて開催されています
★会員制クラブや公営では、人工芝が7割以上採用されています
★BRISBANE2032へ向けどの様な方向性に進むか?注目したいですね...
★お隣:AUSTRALIA の国際級大会では、HARD・CLAY・GRASS の三種が揃っています


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★南半球の星空:天文部資料

★南半球ではオリオン座が逆さまを向いていますね?

★設問

オークランドで2025年1月5日22:00頃撮影した、金星・土星・月の様子ですが
南半球で撮影した事を示す点を2つ以上答えましょう?
何か北半球とは違う点がありますね?

★知識
古代ギリシャの哲人:エラトステネスは天体の見かけの角度の違いから
地球は平面でなく球体である事や地球の外周が約40000Kmだという事まで発見しました
大航海時代にも天体の見かけの角度の違いで現在地の緯度や経度を知り
見知らぬ海域を航行しても、現在人工衛星を使って撮影される地図と変わらない精度で
新しく発見した島々や新大陸などの海岸線を測量し、それらを記録した図が今に残っています

★解答
@南半球では夕方見える月は左側が明るく右側が暗くなります(北半球とは逆)
A金星が22時でも見えているのは、サマータイムが実施されているから(1月に夏時間)
B東京との緯度差は約71度、地平線も71度傾きます。金星.土星.月の並びが北半球では縦ですね?
みなさん気づきましたか? 南半球へ来れば日本とは頭上の角度が違います
昼間太陽も東〜北〜西へ動き、夏は北側の窓から暑い日差しが照りつけます
夜の星座は、南にぼんやりいつも見えるのが大マゼラン雲と小マゼラン雲、お隣の銀河系です
天の川の中に南十字星があり、冬(北半球の夏)には我々の銀河系の中心部が頭上に登りますので
暗い地では星々で足元に影ができる程、銀河系中心部の形や暗黒星雲などがハッキリ見えます








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