★ジュニアの国際活動におけるプライオリティーについて updated October 2019 最近、国際活動の知識や経験の少ないジュニア選手達が 国際ジュニアポイントを取りたい との意向で、安易に、危険が近い地域へ遠征しているケースや ジュニア達だけで、冒険的な発想で その様な HighAlertTrip をしようとしている傾向が見受けられます。 また、そのような活動を誘発する一因として、金銭を得るための手段として ジュニア達に危険が及ぶ事を知りながら、保護監督すべき指導者が誘導している事は 日本テニス界において、非常に危険で許されない思想・行動として 当サポートセンターは、大きく警笛を鳴らしたいと思います。 特に、開発途上国や後発国で開催されているジュニアの国際大会は その国や地域に、国際的なテニス大会を普及するために開催されているケースが多く 渡航の安全性や、現地のインフラ等が、整っていない場合も、少なくありません。 また、テロや自然災害の様に、遭遇する確率が稀な事案よりもむしろ 水や食べ物を媒体とするチフス・コレラ、蚊を媒体とするマラリア・デング熱・日本脳炎 動物を媒体とし致死率の非常に高い狂犬病(東南アジアやインド地域は特に多い)など 命に係わる病原体などは、ジュニア達が、開発途上国や後発国で遭遇する確率が高く 見過ごすことのできない、最も警戒すべき事案です。 その様な、命に係わる病原体、良くない治安、テロや紛争など、危険と隣り合わせの活動では 決してながく続けていく事はできません。一時的にポイントが得れて ランキングが上がったり、出場できる大会が増えたとしても、最終的には全てがムダになります。 学んでいる途上のジュニア達にとっては、国際活動をおこなう地域の選択において ポイント取得の安易さを、プライオリティーの上位とせず 安全で優れた環境で、ながく活動できるという条件を、最優先とされる事が ながい目で見れば、必ず自分のためになる活動となる事は、過去の多くの事例が証明しています。 是非その様に、安全で安定した国際活動を選択されます事を、強くお勧めいたします。 |
中央〜南アフリカ圏 | 全地域 (ナイジェリア・セネガル・ケニア・ジブチ・南アフリカ 等) |
中米圏 | 全地域 (メキシコ・ベネズエラ・コロンビア・エルサルバドル・ペルー 等) |
中東アジア圏 | 全地域 (イラン・イラク・クウェート・アフガニスタン・バングラディッシュ・パキスタン等) |
中央アジア圏 | インドを除く全地域 (スリランカ・ウズベキスタン・カザフスタン 等) |
東ヨーロッパ圏 | ロシア ・ ウクライナ ・ ベラルーシ ・ モルドバ ・ バルト三国 ・ ポーランド ・ ルーマニア ・ ジョージア |